ヤーコンは、フラクトオリゴ糖、ポリフェノール、水溶性食物繊維などがたくさん含まれているとして近年注目されている健康野菜です。

フラクトオリゴ糖が100g中に含まれる量(単位:g)

ヤーコンの栽培歴(石川県穴水町・試案)

ヤーコンの栽培場所

石川県能登半島の穴水町ですが、能登島の北側の対岸地域です。そこの間の海のことを「大口瀬戸」と呼びます。地元では、能登半島の輪島市から千里浜にかけての日本海を「外浦」、七尾湾から珠洲(すず)市にかけての日本海を「内浦」と呼んでいます。この「内浦」は冬でも大陸から日本海を通って吹き寄せる爆弾低気圧の暴風雪雨が能登半島中央の山々にさえぎられるので波が穏やかで雪も輪島市ほど積もりません。それで穴水湾と七尾湾では「牡蠣(かき)」の養殖が産業になっています。

1号と11号と表示している「圃場(ほじょう)」で2018年から2021年まで試験栽培と品種改良をしてきました。北國新聞さんに2020年6月30日に記事にしてもらった圃場は11号です。

イノシシの食害について

コンニャクイモが栽培1~2年の若いイモが食害の被害にあうように、ヤーコンも春から秋になる前のイモが大きくなる前に食べられるようです。私の考えでは、これはイモの表面の皮に多く含まれる灰汁(あく)の元になるポリフェノールがまだ少ないからだと推測しています。2021年は西洋ワサビをそばに植えたところ、侵入されても食害の被害はありませんでした。

(地形図アプリはスーパー地形有料版を使用しました)